連勝ストップの阪神 岡田監督「ここまで全然出来すぎよ。貯金があるわけやから、楽や」月間20勝も届かず

[ 2023年5月31日 22:16 ]

交流戦   阪神0―4西武 ( 2023年5月31日    ベルーナD )

<西・神>7回、投手交代を告げる岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神の連勝が「9」で止まり、球団新記録の月間20勝にも届かずに終わった。西勇が7回2死満塁で踏ん張りきれず、外崎にダメ押しの2点打を許した。打線も変則タイプを動員した6投手の継投に4安打、無得点と沈黙した。それでも5月は19勝5敗。岡田監督も「ここまで全然出来すぎよ。貯金があるわけやから、楽や」ときっぱり。6月も主役の座は渡さない。

 ――チャンスはあったが。
 「ええーっ。チャンスはあったなあ」

 ――きのうもそうだったが、ちょっと変わった投手も多かった。
 「おーん。きょうもお前、そろそろかなあと思ったら5回から(投手が)一人ずつやからなあ」

 ――そのへんは交流戦ならでは。
 「まあ、そうやろうなあ。うーん」

 ――タイプの違う投手が出てきたが。
 「それはもうわかっているからなあ。でも、なかなかなあ。すぐバッターボックスの中では、なかなか対応は難しいわなあ」

 ――初回、近本が二塁打。昨日の再現かと思ったが、あそこで先取点がほしかった。
 「なあ。先取点…。あれや。引っ張る、右打ちやってたけど、外ばっかりやったからなあ。普通に「打て」にしたんよ。うまいこと打ったけどな外のボールをな。そんなんはもう、あの当たりはもう結果論やわ」

 ――前川は1本打てばヒーローになれそうな場面が何度かあった。
 「そらやっぱり、ボールを振るわけやからしょうがないわ」

 ――この2日間のプレーを振り返って。
 「いやー、そんなんもう最初から打てると思ってないよ。そんなん」

 ――1軍レベルを見てまた今後に。
 「1軍レベルて、1軍のピッチャーにそんなん初めてやから。それはみんなが踏む第一歩やんか。別に最初から打てなんか言うてないやんか」

 ――西(勇)も粘ったが。
 「そうやなあ、2点じゃのう、2点でいったらなあ、ちょっと分からんかったと思うけどなあ、まあまあ、変な内野安打からなんかなあ」

 ――大山の守備はセンスが光った。
 「あれでなあ、だから、まあ、どうやろ、DHちごたら、変えてたかも分からんけどなあ、左に変えてもどちみちお前、あれやんか、愛斗とかあのへんが出てくるなあ思てたけど、まあこのDHのあそこまで2点ではやっぱ変えれんわなあ、負け完投もあるしなあ、DHの時はなあ、あと1点取られたら変えよう思てたけどなあ。あれ最終的には2点になったけど、2点ではなかなか変えれんよ、やっぱりな、先発は」

 ――あらためて5月を振り返って。
 「いやそれはよかったんちゃう、そら振り返っても悪いことはないやろ。(少し間が空き)いや、そら負けるよ(笑い)。まあ、誰かが1本打って、どっかで出たら言うてもゲームやからなあ、おーん。まあ出んかったらこういう展開になるわなやっぱりなあ」

 ――5月の交流戦前は戦力を整える時期と話していたが、それでこれだけ勝利を収められたのは今後に向けても。
 「いや、それは楽な戦いはできると思うよ、貯金があるわけやからなあ。(勝率)5割いったり来たりする展開やったら、やっぱり思い切った選手の起用も、若いやつもできひんと思うけどなあ。そら5割ぐらいやったら前川上げてないで。そら上げていない」

 ――チームの輪郭が思った以上に早くできているのか。
 「そら結果がこないしてなあ。いい結果につながっているからなあ。この間も言うたけど、そらできすぎや思うよ。ここまでそらもう全然できすぎよ。こんなんなあ」

 ――連勝の後の連敗を気にされていたが、明日か。
 「2回までは負けられるやろう。まだ猶予あるやろう。でもまあ明日勝たなあかんわなあ。まあでも久しぶりのゼロやからあな。9回では2回目やなあ。雨があったけど」

 ――ランナーは出ている。
 「なあ。まあそらチャンスでなあ1人打てんかってもええけど、2人打てへんかったらきついわなあ。(車の音で聞こえず)点入らん時はなあ」

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