巨人・大城卓三「つないでくれたチャンス」プロ初のグランドスラムは特大6号 5番で存在感

[ 2023年5月20日 15:51 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年5月20日    東京D )

<巨・中>5回、満塁弾を放つ大城卓(撮影・西川祐介)
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 巨人の大城卓三捕手(30)が中日戦(東京D)でプロ6年目で初となる満塁アーチを放った。

 9試合連続で5番に入り、来日4勝目を目指すグリフィンとバッテリーを組んで先発出場。2―0で迎えた5回だった。

 吉川、坂本の安打と岡本和の四球で築いた2死満塁で入った第3打席だ。相手先発左腕・小笠原が1ストライクから投じた2球目、外寄りの147キロ直球を完璧に捉えると、打球は右翼スタンド上段に突き刺さるグランドスラムとなった。

 「打ったのは真っすぐです。みんながつないでくれたチャンスだったので何とかしたい気持ちでした。完璧にとらえることができてよかったです」

 中田翔内野手(34)の負傷離脱を受けて9日のDeNA戦(新潟)から2年ぶりの5番に入り、いきなり5号2ランを含む4安打2打点と爆発。16日のヤクルト戦(静岡)でも今季3度目の猛打賞で勝利に貢献した。この日の一発は“5番初戦”以来8試合ぶりとなる今季6号。満塁弾はプロ6年目、通算1757打席目にして初となった。

 また、巨人は昨季チームで4本の満塁アーチを記録しているが、今季はこの大城卓がチーム初となった。

 【5番・大城卓三の打席内容】
5月9日 DeNA戦(新潟) 中安、左中2、右中本(2)、捕邪飛、右安
5月11日 DeNA戦(横浜) 右安、空三振、左飛、中飛
5月12日 広島戦(東京D) 空三振、見三振、捕飛、一ゴ、右安
5月13日 広島戦(東京D) 中安、右飛、空三振、空三振、捕邪飛、右犠飛(1)
5月14日 広島戦(東京D) 二ゴ、一ゴ、見三振
5月16日 ヤクルト戦(静岡) 左安、中2、中飛、左2、遊ゴ
5月17日 ヤクルト戦(神宮) 二飛、右安、空三振、左飛
5月18日 ヤクルト戦(神宮) 空三振、二直、三直、右安、三ゴ
5月20日 中日戦(東京D) 右安、空三振、右本(4)、捕邪飛

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