巨人グリフィン 来日最多112球を投げ、6回7K2失点力投 4戦ぶり白星なるか 4勝目の権利得て降板

[ 2023年5月20日 16:10 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年5月20日    東京D )

<巨・中>巨人の先発・グリフィン(撮影・西川祐介)
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 巨人の新助っ人左腕、フォスター・グリフィン投手(27=前ブルージェイズ)が中日戦(東京D)に先発登板。打線の大量援護を背に6回6安打2失点と好投し、来日4勝目の権利を得て降板した。

 4月22日のヤクルト戦で3勝目を挙げたあとは試合前まで3試合連続勝敗なし。今月6日の中日戦(バンテリンD)では7回6安打1失点と好投するも打線の援護に恵まれず、前回登板した13日の広島戦(東京D)では巨人投手3年ぶりとなる三塁打を自ら放ち、7回4安打1失点と好投するも守護神・大勢が9回に追いつかれて白星が消滅した。

 この日はそこから中6日でのマウンド。チームは3連勝中で、勝てば今季初の4連勝、44日ぶりとなる勝率5割復帰という節目での登板となった。

 初回、2回と安打されながらも連打は許さず。すると、味方打線は2回にウォーカーの内野ゴロの間に先制し、3回には主砲・岡本和の適時打で2点をリードした。

 5回にはバッテリーを組む大城卓がプロ6年目で初となる満塁アーチを右翼スタンド上段に叩き込み、6―0。6点援護をもらったグリフィンは直後の6回、相手4番・石川昂にカットボールを左翼スタンド上段に運ばれる4号2ランを浴び、その裏に打席が回ると代打・梶谷を出されて降板となった。

 グリフィンの投球内容は6回で打者24人に対して来日最多の112球を投げ、6安打2失点。7三振を奪い、四死球なし、直球の最速は149キロだった。

 ▼グリフィン 今日は調子も良く投げられました。4度目の対戦でしたが、大城のリードに助けられました。野手のみんなもしっかりと守ってくれて自分の投球に集中できました。

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