大谷無安打もミッキー・ポーズ話題のモニアクが“サイクル未遂”3安打1打点「彼(大谷)がやり始めた」

[ 2023年5月20日 18:37 ]

ア・リーグ   エンゼルス5ー4ツインズ ( 2023年5月19日    アナハイム )

モニアクに“ミッキーポーズ”を決める大谷
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は19日(日本時間20日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたツインズ戦に「3番・DH」で出場した。

 3打数無安打に終わったが、4―4の7回2死一塁でフルカウントから際どい外角球を選び四球を選び、レンフローの決勝適時打につなげる貴重な働きを見せた。チームはア・リーグ中地区首位のツインズに競り勝ち、フィル・ネビン監督は「タフな投手相手に良い打撃を重ねた」と2戦連続での終盤の逆転勝利を喜んだ。

 打線を牽引したのが「1番・中堅」のモニアク。サイクル安打まで本塁打を残すのみの3安打1打点と大暴れし、中堅守備でも本塁打性の大飛球をジャンピングキャッチしてチームを救った。

 試合前にファーストネームの「ミッキー」にかけて、大谷が頭の上に両手を広げる「ミッキー・マウス」のポーズが話題を集め「クリーブランドで僕が1号本塁打を放った次の日(14日)から彼がやり始めた。嬉しかったね」。南カリフォルニアのカールズバッド出身の25歳は「僕はミッキーが大好き。家から車で1時間半も北へ行けば(ディズニーランドに)ミッキーはいるからね」と笑顔で語った。

 昨年7月にフィリーズからトレードで加入。16年ドラフトで全体1位指名を受けたエリートは「翔平にサムライハット(兜)を渡してみたいんだ」という。エ軍傘下3Aから12日に昇格し、まだ6試合の出場ながら打率・474、OPS1・447の大活躍。指揮官も「グレート・キッズ。チームの大きな一員だ」と絶賛。大谷の新たな相棒として注目だ。(笹田幸嗣通信員)

 ◯…「カントリー・ウィークエンド」と題した本拠地でのツインズ3連戦。大型ビジョンにはカウボーイハットとヒゲ面の選手の合成画像が映し出され、いつもとは違う大谷の画像に場内のファンからは笑みがこぼれた。また、大リーグ機構(MLB)はこの週末を「アームド・フォースィーズ・デー(米国軍隊記念日)」とし、各球団の選手は米軍関係者へ敬意を示す迷彩柄の帽子を被ってプレーする。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月20日のニュース