阪神・大山 球団8001号で輝とアベック弾 10戦ぶり同点3ランも「負けたのが全てじゃないですか」

[ 2023年5月20日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神7―10広島 ( 2023年5月19日    甲子園 )

<神・広>5回、大山は同点3ランを放つ(撮影・北條 貴史)
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 阪神・大山は大仕事が勝利に結びつかず、競り負けた悔しさを隠さなかった。

 「負けたのが全てじゃないですか。あそこまで粘れたので、そこから、あと一つ。その先が取れるか取れないかで、今後も変わってくると思う」

 2度目の5点差をつけられた直後の5回だ。代打・渡辺諒から始まった4連打で2点を返し、なお無死一、二塁。代わったケムナに追い込まれてから低めスライダーを左中間席へ。最後は左手一本で拾うようなスイングで甲子園球場の最深部まで運んだ。10試合ぶりの同点4号で青柳の黒星も消した。

 佐藤輝とのアベック弾は今季2度目、通算8度目。ノイジーを含めた中軸3人のそろい踏みは今季初めてだった。「プラスもありましたけど、まだまだ課題も出たと思うので、明日、しっかりやり返せるようにしたい」。2回の左前打を合わせて打率・312。好調な主砲の存在は連勝街道再開へ向けて頼もしい限りだ。 (山添 晴治)

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