同大が6投手継投で競り勝ち 先発・野邉はリーグ初先発「緊張せず投げられた」

[ 2023年5月20日 19:36 ]

関西学生野球春季リーグ1回戦   同大2―1立命大 ( 2023年5月20日    わかさスタジアム京都 )

<同大・立命大>5番手として登板して無失点に抑えた同大・財原光優(撮影・河合 洋介) 
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 同大が6投手の継投策で8安打1得点に抑えて、立命大に先勝した。

 登板した6投手の中、1年生が3人を占めた。リーグ戦初登板初先発を託された野邉慧哉(1年)は、2回3奪三振無失点。1―0の2回無死一、二塁から後続を3人で片付け、「監督がタイムを取ってくれて、思い切って投げろと背中を押してくれた。先発を告げられた時は驚いたけど、緊張せず投げられた」と胸をなで下ろした。

 右横手投げの財原光優(2年)は、2―0の5回途中から5番手として登板。直球とスライダーを軸に6投手の中で最長の3回1/3を無失点に抑えて、「1年生の投手がつないでくれたので、自分も絶対に続こうと思った」と胸を張った。

 すでに優勝の可能性が消滅しており、プロ注目の最速152キロ右腕の真野凜風(4年)をベンチ外とした。花野巧監督は「投手陣には(打者)一巡以上はないと話していた。エースの真野の他に勝負できる投手をつくりたい」と早くも秋を見据えた。

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