近大主将・坂下が意地の先頭打者弾「俺らは勝てるから」首位打者が逆転Vけん引

[ 2023年5月20日 18:59 ]

関西学生野球春季リーグ1回戦   近大3―1関大 ( 2023年5月20日    わかさスタジアム京都 )

<近大・関大>初回に先頭打者本塁打を放ち、勝田成(右)とハイタッチする近大・坂下翔馬(撮影・河合 洋介)
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 近大の主将・坂下翔馬(4年)が先頭打者弾本塁打を放ち、春連覇へ望みをつないだ。

 「この試合にかける思いは4年生は強かったと思う。優勝もかかっていましたし、試合前からみんないい緊張感を持てて、いい試合ができました」

 カウント2―1からの直球を引っ張り、右翼ポール際へ今春2号を着弾させた。今春は打率リーグトップ・485(33打数16安打)と絶好調。「(初球は)変化球から入ってきたので直球を張っていた。良い結果につながって良かったです」と胸を張った。

 3位で迎えた最終節。試合前には「俺らは勝てるから。迷いを捨てて、俺らが一番強いという気持ちを持とう」と鼓舞した。春連覇には、首位・関大との最終節での勝ち点奪取が絶対条件。主将として、バットと言動でチームを引っ張った。

 21日の2回戦で近大が勝利し、立命大が敗れれば近大の2季ぶり49回目(旧リーグ時代の優勝9回を含む)のリーグ優勝が決まる。

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