DeNA関根 先制&V打と3死球抗議“先陣”「キャプテンが当てられたりとかあったんですけど…冷静に」

[ 2023年5月20日 18:45 ]

セ・リーグ   DeNA5―3ヤクルト ( 2023年5月20日    横浜 )

<D・ヤ>声援に応える決勝打の関根(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAが3連勝を決めた。宮崎敏郎内野手(34)1―0の3回に左前適時打を放ち開幕から出場33試合連続出塁を決め、先制打の関根大気外野手(27)が7回に右翼線を破る勝ち越しの2点適時二塁打放ち、警告試合が宣告された“荒れた”接戦を制した。

 先制打に決勝打と3打点の活躍を見せた関根は、今季5回目のお立ち台に上がり「うれしいです」と静かに笑った。

 牧、佐野、宮崎が死球を受け、7回には両軍がグラウンドに入り乱れる中、関根は村上に制止されながらも先陣を切って声を上げヤクルトナインに詰め寄った。「キャプテンが(死球を)当てられたりとか、いろんなことがあったんですけど…冷静に。琢朗さん(石井打撃コーチ)が、僕がフライを狙おうとするんじゃないかと思ってたんだと思いますけど、“そんなことしなくていいよ。自分の打席を”と言っていただいたんで、本当にいつも通り打席に入ることができました」と7回1死満塁の場面を振り返った。

 ここまで得点圏打率4割超えとチームの勝利に貢献し続けている関根は「凄くうれしく思っていますし、今日一日満足して、また明日を迎えたいと思います」とクールに笑った。

 最後に観客動員数の最多記録をまた更新したハマスタのファンに向けて「いつも言っているんですけど、ヒットを打った後に喜びが増えるのは、皆さんの喜びを感じられているから(自身の喜びも)倍増すると思っています。これからも、ベイスターズを、選手たちを後押ししてほしいと思います」と問いかけると、この日一番の歓声と拍手が沸き起こった。

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