西武・源田 2軍戦で実戦復帰!9番で2の2、遊撃でも軽快 交流戦前にも1軍へ

[ 2023年5月20日 05:30 ]

イースタン・リーグ   西武3―0楽天 ( 2023年5月19日    森林どり泉 )

イースタン・リーグの楽天戦で実戦復帰し、2安打した西武・源田
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 今年3月のWBCで右手小指を骨折した西武・源田がイースタン・リーグの楽天戦(森林どり泉)で実戦復帰した。「9番・遊撃」で出場して2打数2安打。守備でも軽快な動きを披露し「試合に出られてうれしかった。順調かなと思う。何のアクシデントもなく終われてホッとしている」と笑顔で話した。

 雨が降り続く中、3回の第1打席に左中間三塁打。5回にも中前打を放った。持ち味の守備では初回1死二塁で正随の打球を丁寧にさばくなど、3度の遊ゴロを問題なくさばいた。6回に代打を送られて予定通りに下がったが、指に違和感もなく「普通に守れたのでひと安心。前に進んだ感じがして良かった」と振り返った。

 WBCでは3月10日の韓国戦で二塁帰塁の際に右手小指を骨折。しかし準々決勝以降も志願して出場を続け、侍ジャパンの世界一に大きく貢献した。帰国後は首脳陣の判断で、まずは完治を目指す方針が固まった。日本時間同22日の米国との決勝以来、約2カ月ぶりとなる実戦。映像で確認した松井監督は「順調に来ている。段階はしっかり踏んでくれている」と頼れる主将の復帰を喜んだ。

 今後は21日までの仙台遠征で2軍戦に出場し、打席や守備機会を重ねる。今月の交流戦前の1軍復帰が濃厚で、源田は「しっかりこっちで準備をして、タイミングが来たら上(1軍)に行って頑張りたい」と力を込めた。(鈴木 勝巳)

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