ブルージェイズ・菊池雄星は5回途中で降板 4回2/3を3失点で6勝目ならず日米通算100勝は持ち越し

[ 2023年5月20日 09:30 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ-オリオールズ ( 2023年5月19日    トロント )

帽子をとり、汗をぬぐう菊池雄星(AP)
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 ブルージェイズの菊池雄星投手(31)が19日(日本時間20日)、本拠地でのオリオールズ戦に先発。5回途中3失点で降板し昨季に並ぶ6勝目は手にできなかった。

 菊池は初回2四球で2死一、二塁のピンチを招いたが、5番・ヘイズを一邪飛に打ち取り無失点で切り抜けた。2回も先頭・マケナに二塁打を許したものの自らのけん制悪送球で三進を試みたマケナを中堅手・キーアマイヤーが三塁へ好返球しタッチアウト。味方の守備に助けられ、0をスコアボードに刻んだ。

 ところが、1-0の3回、先頭・オルティスに右前打を浴びると、1死一、二塁から3番・マウントキャッスルに中越え3ランを被弾。逆転を許す一発に両膝に手を突き、ガックリとうなだれた。

 4回は三者凡退に打ち取ったものの1-3の5回2死から2番・ラッチマンに四球を与え、一発を浴びたマウントキャッスルを迎えたところで降板となった。2番手・リチャーズがマウントキャッスルを右飛に打ち取り、菊池の成績は4回2/3を3安打3失点となった。

 菊池はNPBで73勝、MLBで26勝を挙げ、日米通算100勝に王手をかけているが、持ち越しとなった。

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