九共大 1年生・竹下の2打席連発で3季連続優勝に王手

[ 2023年5月20日 19:33 ]

福岡六大学野球春季リーグ   九共大4―2九産大 ( 2023年5月20日    九共大 )

<九共大・九産大>2打席連発の竹下(左)
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 九共大が九産大に4―2で勝利し、3季連続優勝に王手をかけた。8番の竹下優英外野手(1年)が2打席連続本塁打など3安打3打点の活躍で貢献した。

 8勝1敗同士。先に2勝した方の優勝が決まる大一番。九共大の観客席は満席だった。その中で高校通算42発のルーキー、竹下がさっそうと輝いた。

 「今まで以上に集中して楽しめた」

 2回に二塁打を放つと1―1の4回に右越えに勝ち越し本塁打。6回には右中間に2打席連発。ベンチ前でチームメートの祝福に笑顔がはじけた。

 開幕戦で初打席、初本塁打の竹下だが、先週の福工大戦はスタメンから外れ「悔しかった」と燃えていた。打撃練習で「トップの位置が定まっていなかった」と修正し、結果を残した。3打席連続本塁打がかかった8回は「欲を出したら打てなくなるので。後ろにつなぐということを考えていました」と四球で出塁する冷静さも光った。

 上原忠監督は「うれしすぎる誤算ですね」と活躍を称えた。あす21日は勝てば優勝が決まるが、「過去のことを考えると、今でタイだと思っている」と気を引き締めていた。

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