ヤクルト今季3度目の4連敗で借金5…内山の自身初3戦連発3号2ラン空砲 死球3つ当て7回“一触即発”

[ 2023年5月20日 17:45 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―5DeNA ( 2023年5月20日    横浜 )

<D・ヤ>3回、先発・ピーターズ(中央)のピンチにマウンドへ集まるヤクルトナイン(撮影・島崎 忠彦)
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 ヤクルトが今季3度目の4連敗を喫した。内山壮真捕手(20)が0―2の4回に自身初となる3戦連発3号同点2ランを放ったが、7回に3番手・石山が勝ち越しを許し、警告試合が宣告された荒れた接戦を落とした。

 2点を奪われた直後の4回だった。先頭のサンタナが三ゴロに倒れた後に6番オスナが四球を選び出塁。長岡が一邪飛に倒れ2死一塁で打席に立った内山は、相手先発腕ガゼルマンが投じた2球目、高めの137キロスライダーを振り抜くと、打球はグングンと伸びて左翼席中段に飛び込んだ。試合を振り出しに戻す同点2ラン。自身初となる3試合連続本塁打早くもプロ初本塁打を放ち4発の昨季に迫る3号となった。

 先発のピーターズは3回に関根、宮崎に連続適時打を浴びながらも5回を投げ86球4安打2失点(自責1)と粘りの投球を見せた。

 6回には木沢、7回には石山がマウンドに。しかし、その石山が死球などで満塁のピンチを招くと、2番・関根に右翼線を破られる勝ち越し2点適時二塁打を許した。その後、4番手・小沢が宮崎に死球をぶつけるとマウンドに両軍が入り乱れ一触即発。多少の小競り合いはあったが、乱闘にはならず退場者もなく収まった。

 8回にも小沢が1点を失い万事休す。9回に守護神・山崎から代打・川端が1点を返す中前打を放つも及ばず。ヤクルトの4連敗は4月12~16日の4連敗、同22~29日の7連敗以来、今季3度目。一時は5割まであと1に迫ったが、借金は再び5まで膨らんだ。

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