新庄ハム今季初の4連勝!野村が2試合連続1番起用に応える先制打 北山は5回1失点で2勝目

[ 2023年5月20日 17:28 ]

パ・リーグ   日本ハム5ー3オリックス ( 2023年5月20日    京セラD )

<オ・日>7回、交代を告げベンチに戻る新庄監督(撮影・後藤 大輝)
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 4位浮上の日本ハムは20日、敵地で3位・オリックスに5―3で勝利。今季初の4連勝を飾り、新庄監督がプロデュースしたド派手ユニホーム着用で5勝2敗となった。先発の北山亘基投手(24)が5回3安打1失点で2勝目を手にした。

 試合は2試合連続で「1番・三塁」に起用された野村が奮起。2回に1死一、二塁から右中間を破る先制の2点適時打。オリックス先発の竹安が緊急降板し、この回途中からマウンドに上がった2番手・山田の投じた3球目、高めの速球を弾き返し塁上でガッツポーズ。前日には3打数無安打2三振で途中交代になったとあって「久しぶりに打つことが出来ました。昨日の分も取り返します」とコメント。味方の送りバント失敗を払しょく、チームを勢いづける一打となった。

 打線は5回、2死走者なしから万波が3番手・村西の投じた3球目を捉え、左翼スタンド中段まで運ぶ6号ソロで追加点。6回には1死一塁から細川が右中間への適時三塁打を放つと、2死三塁となって中島の右前適時打により5―1とリードを広げた。

 先発の北山は150キロ台の速球を中心に5回1失点と好投。与四球4など不安定な制球で毎回走者を背負いながらも“力のあるボール”でタイムリーを許さず。中川圭の犠飛による1点のみに封じた。

 リリーフ陣は6回を池田、7回を河野が無失点リレー。8回は宮内が1死一塁から頓宮に適時二塁打を浴び、さらに若月にも2死二塁から適時二塁打を打たれ2失点。ここで新庄監督が動き、5番手に宮西、捕手には伏見とバッテリーごとの交代を選択。宮西は代打・セデーニョを遊ゴロに打ち取る見事な火消し。9回は6番手の田中正が締め、6セーブ目をマーク。逃げ切って今季初の4連勝を飾った。

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