大谷翔平のエンゼルス“ニュー兜”プラン続々 提供元は多数の工房、職人に製作を依頼中

[ 2023年5月20日 18:17 ]

かぶとをかぶって笑顔を見せる大谷
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 大谷翔平(28)が所属する大リーグ・エンゼルスへ日本製の兜(かぶと)を提供した甲冑製作販売会社「サムライストア」(本社・横浜市)は20日、今後のプランを発表した。

 18日に「球団関係者様および球団ファンの皆様よりご心配いただいておりましたホームラン・セレブレーションでの兜の使用に対する安全面への不安を解消するため、このたび、選手の皆様に『より安全に使用していただける新しい兜』を複数製作し、2023年5月に既に球団へお届けいたしました」としていたが、この日に「追記」として次のように発表した。

 「弊社サムライストアが5月にエンゼルスへ提供した『新しい兜』の製造元は丸武産業様ではありませんが、現在、丸武産業様含めその他の多くの甲冑工房・甲冑職人様へ引き続き安全で軽量な新たな兜の製作を依頼しており、完成次第順次お届けする予定です。今回のプロジェクトにおきましては、本来は装飾や撮影用に設計された兜が、日本とは気候が異なる海外の屋外野球スタジアムでホームランセレブレーションに使用されるという、従来とは異なる使われ方のため、改良には多くの時間とリソースを費やします。現在も多くの工房・職人様が対応して下さっています。この場を借りて深く感謝いたします。今回のプロジェクトが、日本の新作甲冑業界全体が会社の域を超えて、明るく楽しく盛り上がっていくきっかけになってくれればと切に願っております」

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