巨人が借金完済!44日ぶり勝率5割復帰 大城卓が初グランドスラム 鈴木康は155キロGデビュー

[ 2023年5月20日 16:45 ]

セ・リーグ   巨人6―2中日 ( 2023年5月20日    東京D )

<巨・中>5回、満塁弾を放った大城卓(手前)の奥で盛り上がる巨人ベンチ(撮影・尾崎 有希)
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 巨人は最下位の中日に快勝し、今季初の4連勝。20勝20敗として最大6あった借金を完済し、開幕6戦目で3勝3敗だった4月6日以来44日ぶりとなる勝率5割に復帰した。

 順位に変動はなく単独4位のままだが、中日戦の連敗は4で止まっている。中日は6連敗。

 2回に1死から大城卓、秋広の連打で一、三塁の好機を築き、ウォーカーの遊ゴロの間に先制。3回に主砲・岡本和の中前適時打で加点すると、5回には大城卓がプロ6年目で初となる満塁アーチを右翼スタンド上段へ叩き込んで6点差に広げた。

 投げては試合前まで中日戦2勝0敗、対戦防御率1.40と好相性を誇る新助っ人左腕、グリフィンが6回で7三振を奪い、6安打2失点と好投。失点は6―0で迎えた6回に相手4番・石川昂にカットボールを左翼スタンド上段に運ばれた4号2ランだけで、来日4勝目(1敗)。そのうち中日戦は3勝目となった。

 また、571日ぶりの1軍登板となった17日のヤクルト戦(神宮)で最初の打者・塩見に本塁打されるなど1/3回で2失点だった中川が7回に2番手として登板。本拠・東京ドームでは574日ぶりのマウンドだったが3人でピシャリと抑えて1回を無安打無失点。

 失点が多い“魔の8回”には17日に広岡との交換トレードが発表されオリックスから加入したばかりの鈴木康が3番手として今季初登板。MAX155キロを記録するなど速球で押し、細川、石川昂の3、4番コンビを連続三振に斬るなど1回1安打無失点で巨人デビューを飾った。

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