エンゼルスのトラウトが通算WARでグリフィーを上回る　現役トップの84・0は歴代56位

エンゼルスのトラウト
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　エンゼルスのマイク・トラウト外野手（31）がキャリア通算のWAR（Wins　Above　Replacement/そのポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたかを統計的に推計した指標）でケン・グリフィーを抜いた。USAトゥディ紙が19日（日本時間20日）に報じている。

　ベースボールリファレンスのWARで、通算84・0はグリフィーの83・8、ペドロ・マルチネスの83・9を抜いて歴代56位となった。20年のトラウトは新型コロナの短縮シーズンで1・8、21年はふくらはぎのケガで1・8と数字が上がらなかったが、昨季は6・3、今季も約4分の1のシーズンを終えたところで1・7で、再び6点台のペースになっている。順調に行けば今季中に、チッパー・ジョーンズらを抜いて歴代50位以内に浮上するかもしれない。現役選手ではトップで、トラウトに次ぐのは70位クレイトン・カーショーの78・1。歴代1位はベーブ・ルースで182・6になっている。