【甲子園】77回目の終戦記念日 3年ぶりに大観衆が戦没者に黙とう

[ 2022年8月15日 12:18 ]

第104回全国高校野球選手権大会・3回戦   九州国際大付ー高松商 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<聖望学園・大阪桐蔭>大観衆の甲子園球場で投球する大阪桐蔭・前田(撮影・亀井 直樹)
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 77回目の終戦記念日を迎え、大観衆で埋まった甲子園にサイレンが鳴り響いた。

 正午となった第2試合の3回表、九州国際大付(福岡)の攻撃の途中に試合を一時中断。グラウンドの選手たちは各ポジションで脱帽、観客はその場で起立し、静かに目を閉じて戦争の犠牲者に祈りを捧げた。

 夏の全国高校野球選手権大会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年は中止。21年の観戦は生徒や保護者ら学校関係者に限定されたが、今年は3年ぶりに入場制限なしで開催された。この日は第1試合の開始前から「入場券完売通知」が出され、大観衆が聖地から戦没者を悼んだ。

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