【甲子園】愛工大名電 41年ぶり8強!工藤公康ら擁した81年以来 3戦連続2桁安打&有馬完投

[ 2022年8月15日 15:52 ]

第104回全国高校野球選手権 3回戦   愛工大名電5-2明豊 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<愛工大名電・明豊>7回、愛工大名電・市橋はこの日4安打目となる右前打(撮影・井垣 忠夫)
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 愛工大名電(愛知)が明豊(大分)を5-2で下し、工藤公康らを擁して4強入りした1981年以来41年ぶりの8強進出を果たした。愛知県勢としては、堂林翔太らを擁して2009年に優勝した中京大中京以来の13年ぶり8強入りとなった。18日の準々決勝では、第1試合で仙台育英(宮城)と対戦する。

 1回戦では星稜(石川)に14-2と大勝すると、2回戦では八戸学院光星(青森)に5点差を追いつき、サヨナラ勝ちと勢いを増して臨んだ3回戦。初回に4番・山田の犠飛で先制。3回にも3番・伊藤の右前適時打で2点目を加えた。4回には8番・石見の中前適時打、5回には5番・有馬、6番・市橋の連打で2点を加え、さらにリードを広げた。6番・市橋はこの試合4安打をマーク。チームも初戦から3戦連続の2桁安打と持ち前の強打を見せつけた。

 投げてはエース左腕・有馬が3戦連続で先発。毎回走者を背負ったが、2回には1死二、三塁のピンチで三塁走者をけん制で刺すなど好判断も光り、地道にピンチの芽を摘んだ。7回まで2点を失ったが最少失点の力投で完投した。

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