【甲子園】明豊 5年ぶり8強ならず 愛工大名電に敗れる 指揮官脱帽「有馬投手、想像以上だった」

[ 2022年8月15日 16:26 ]

第104回全国高校野球選手権・3回戦   明豊2-5愛工大名電 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<愛工大明電・明豊>敗れた明豊ナイン  (撮影・成瀬 徹) 
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 明豊(大分)が愛工大名電(愛知)に2-5で敗れ、2017年以来5年ぶりの8強進出と甲子園春夏通算20勝はならなかった。

 投げては主将で背番号1の左腕・江藤が甲子園初先発。7月12日の大分大会初戦で登板してから体調不良で投げられず、約1カ月ぶりの公式戦。8強をかけた大一番を任された。明豊ベンチは1点を追う2回の攻撃で早くも先手を打ち、江藤に代打を出して継投に入った。2番手・野村は1点追加点を献上も、その後1死満塁のピンチを無失点に切り抜けた。さらに4回途中から3番手・森山にリレー。ビッグイニングこそ作らせなかったが、失点を重ねた。

 打っては4回に8番・西村の犠飛で1点を返した。4点を追う7回には二ゴロの間にさらに1点を加点。守備でも再三の好プレーがあったが、及ばなかった。

 川崎絢平監督は勝敗分けたポイントとして「有馬投手のピッチングが想像以上に良かった。相手の守備の球際が良かった。序盤にもう1、2点とれていれば流れが変わった」と振り返った。約1カ月公式戦登板から離れていた背番号1の江藤を先発に起用。「このチームは江藤が作ってきたチーム。状態が上がってきた中で最後を託した。(コロナ禍で過ごした3年生へ)その場その場で考えながら生徒主体でよく頑張った」とねぎらった。

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