中日 連日の“スクイズ”から決勝点 9回、代打・木下の空振り奏功で3連勝

[ 2022年8月15日 04:45 ]

セ・リーグ   中日5―4阪神 ( 2022年8月14日    京セラD )

<神・中>9回、本盗に成功した三好(30番)を迎え、歓喜するナイン(撮影・坂田 高浩)
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 中日は2試合続けて“スクイズ”から決勝点を奪い、阪神にカード3連勝とした。4―4の9回1死一、三塁で代打・木下がバットを寝かせると、守護神・岩崎は大きく高めに外した。木下は食らいついていったものの当てられず。しかし、バットに当たらなかったことが功を奏すのだから面白い。捕手・梅野も捕れないくらい大きくそれたため三塁走者が生還した(記録は空振り三振、生還は重盗)。立浪監督は「最初は打って還してほしかったが直前のファウルがかなり差し込まれていたので」と説明。カウント1―2となってからサインを変更した。

 13日も0―0の6回に岡林のセーフティースクイズが決勝点となっている。この日は3バントスクイズが決まらなかったものの結果オーライ。指揮官は「ここで得点しないと勝てないので。結果は相手のミスですけどね」とニンマリ。「メンバーをみてもクリーンアップ以外は点が取れない状況なので、こういう形を続けていきます」とシーズン終盤まで形にこだわらない1点を必死に奪いに行くつもりだ。(畑野 理之)

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2022年8月15日のニュース