【甲子園】仙台育英 4投手“ジグザグ継投”で8強一番乗り!エース古川「チーム一丸で逆転できた」

[ 2022年8月15日 11:48 ]

第104回全国高校野球選手権第10日・3回戦   仙台育英5―4明秀日立 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<仙台育英・明秀日立>熱戦の末、明秀日立に勝利し、駆け出す仙台育英ナイン(撮影・平嶋 理子)
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 3年ぶり29回目出場の仙台育英(宮城)が春夏連続出場で夏は初出場の明秀日立(茨城)と対戦し、5―4で逆転勝利。3年ぶりの8強入りを果たした。

 初戦の鳥取商戦は5投手の継投で零封したが、この日は左右4投手の“ジグザグ継投”で強力・明秀日立打線を4点に抑えて勝利を手にした。須江航監督は先発の右腕・湯田統真(2年)を2回途中でエース左腕・古川翼(3年)にスイッチ。5回には左腕・斎藤蓉(3年)を投入し、7回からは右腕・高橋煌稀(2年)をマウンドに送り出し、逆転につなげた。4投手はいずれも140キロ以上の直球を投げ込むなど、持ち味を出し尽くした。

 試合後、古川は「予想通り厳しい試合になりましたが、勝ち切れてよかった。ベスト8以降の試合が本当の夏だと思っています。自分は不甲斐ないピッチングでしたが、チーム一丸で逆転できました。終盤に粘っていく持ち味が出せました」と粘りの勝利に笑顔を見せていた。

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