【甲子園】“2年生BIG4”の1人・九州国際大付の佐倉 高校通算66発・浅野は「お手本になる選手」

[ 2022年8月15日 14:09 ]

第104回全国高校野球選手権大会・3回戦   九州国際大付1ー2高松商 ( 2022年8月15日    甲子園 )

<高松商・九州国際大付>初回無死一塁、二塁内野安打で出塁した高松商・浅野(右は九州国際大付の一塁手・佐倉)(撮影・坂田 高浩)
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 “2年生BIG4”の1人、九州国際大付の佐倉侠史朗は今大会1安打で甲子園を去ることになった。

 この日は「5番・一塁」でスタメンに名を連ね、2回の第1打席で中前打。初戦の明徳義塾戦は4打数無安打だったため、今大会初めて「H」ランプを灯したが、2打席目以降は凡退した。

 花巻東(岩手)の佐々木麟太郎、広陵(広島)の真鍋慧、大阪桐蔭の前田悠伍とともに“2年生BIG4”の一角として注目され、福岡大会は3本塁打、17打点と打線をけん引。ただ、今春のセンバツに続き、甲子園で本塁打は出ず今夏は8打数1安打。「自分が成長できるような悔いの残る大会になりました。甲子園に帰ってくるだけでは意味がないと思う。しっかり自分が打って勝てるようにしたい」と唇を噛んだ。

 その上で相手チーム、高松商の浅野翔吾(3年)については「恐怖というかオーラを感じました。お手本になるような選手」と今大会も2本塁打を放ち、高校通算66発の先輩打者のすごさを口にした。

 楠城徹監督も聖地で不完全燃焼に終わった背番号3に「佐倉は甲子園では打てないんですから。厳しい冬を過ごさせたいと思います」とより一層、練習に励み強打者に成長させることを約束した。

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