西日本短大付が春優勝王手! ビッグボス背番受け継ぐ今田主将が逆転三塁打

[ 2022年4月28日 20:00 ]

高校野球春季九州大会準決勝   西日本短大付7―6小林西 ( 2022年4月28日    ひなたサンマリン宮崎 )

<西日本短大付・小林西>8回に逆転の2点三塁打を放った今田
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 西日本短大付がシーソーゲームを制し、6季ぶり3度目の優勝に王手をかけた。

 1点を追う8回1死一、二塁で3番で主将の今田塁陽(るいや)外野手(3年)が狙っていた直球を振り抜き左中間を破る逆転の2点三塁打を放った。「つないでくれて自分は打つだけだった。うれしかった」とガッツポーズで喜んだ。

 長崎県出身で西日本短大付のセンターを守り背番号8をつけている点はOBで日本ハムの新庄剛志監督の高校時代と同じだ。「同じ背番号をつけていることは誇りに思っています」と目を輝かせる。動画で新庄監督の守備での一歩目の動き方、守備での考え方などを参考にしているという。

 西村慎太郎監督は今田について「努力家でとにかくぶれない。人間として成熟している」と信頼を寄せる。「ああいう場面で何かやると思っていたが、その通りになりましたね」と主将の活躍に目を細めていた。
 
 ◇今田 塁陽(いまだ・るいや)2004年(平16)4月6日、長崎県長与町生まれの18歳。小学1年時に長与ボンバーズでソフトボールを始める。中学では長崎北リトルシニアに所属。高校では2年春からベンチ入り。通算本塁打は5本。1メートル72、74キロ。右投げ右打ち。

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