巨人・原監督　吉川途中交代は「明日につなげるような形」7点差で大勢「投手コーチがぜひちょっと、と」

セ・リーグ   巨人7―0DeNA （ 2022年4月28日    横浜 ）

＜D・巨＞試合に勝利し、山崎伊（左から2人目）をねぎらう原監督（撮影・河野　光希）
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　首位・巨人は山崎伊織の6回3安打無失点好投と主砲・岡本和真の3戦連発となる9号2ランなどでDeNAに快勝。3カード連続勝ち越しを決め、両リーグ一番乗りとなるシーズン20勝に到達した。

　6回には吉川を交代させたのは休養の意味をこめてか、と問われた原監督は「やっぱり、そういうことですね。連戦っていうこともあるし、まあ彼は比較的出ずっぱりっていうところもあるんでね。明日につなげるような形で、ということですね」と7―0という完勝に先を見据えた交代であることを認めた。

　山崎伊、岸田、岡本和、丸の活躍で12球団最速となる20勝到達となったが、指揮官は「あ、そうですか。そこは全然意識してないんですけど。あの、まだまだ、まだまだ、ですね」と意に介さなかった。

　最後は点差がある中で、少し登板間隔も空けた大勢が自己最速の159キロをマークしピシャリと締めた。原監督も「そうですね、ピッチングコーチの方から、ぜひちょっと、今日はどういう状況でも行かしてくれないか、と。まあ、久しぶりだったけど、見事なね。良い形で締めくくりましたね」と若き守護神の快投に目を細めていた。