中日 三重殺決めても“三重苦”で惜敗 大島&勝野が負傷交代、2失策が失点に絡み逆転負け

[ 2022年4月28日 05:30 ]

セ・リーグ   中日1-3阪神 ( 2022年4月27日    甲子園 )

<神・中>5回、西勇の死球で痛がる大島(左奥は立浪監督)(撮影・坂田 高浩)
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 中日は00年5月14日の広島戦以来、22年ぶりに三重殺を完成させた一方、大島と勝野の負傷に2失策が失点に絡む“三重苦”で敗れた。立浪監督は「1―3のスコアの割には完全に負けたような…。それはミスがあったからかもしれない」と表情を曇らせた。

 1―2の4回無死一、二塁から一直を好捕したビシエドが一塁を踏んで2死。二塁転送で一気に3死を取っても好転しない。5回2死二塁の好機では大島が右膝付近に死球を受けて代走交代。直後に勝野は1点を失い、なお2死三塁で左脇腹付近を痛めて降板した。

 検査で骨に異常はなかった大島について指揮官は「明日は出られるか分からない」と説明。勝野は登録外の見込みで、散々な敗戦で貯金1に後退した。(中澤 智晴)

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