巨人、両リーグ一番乗り20勝！　山崎伊6回零封で今季6人目のプロ初勝利　岡本和＆丸が祝砲

セ・リーグ   巨人7―0DeNA （ 2022年4月28日    横浜 ）

＜D・巨＞6回、適時打を放ちガッツポーズする山崎伊（撮影・白鳥　佳樹）
Photo By スポニチ

　首位・巨人は山崎伊の6回3安打無失点好投と主砲・岡本和の3戦連発となる9号2ランなどでDeNAに快勝。3カード連続勝ち越しを決め、両リーグ一番乗りとなるシーズン20勝に到達した。

　巨人は初回、岡本和が今季初の3戦連発となる9号2ランを左翼スタンドへ放って2点先制。今季初スタメンマスクだった岸田の今季初打点となる右前適時打で2回に1点加えると、4回には丸に6試合ぶりの一発となる7号ソロが飛び出して4点リードを奪った。

　6回には先発投手の山崎伊が自ら右前適時打を放ってチームの5点目を叩き出すと、坂本に16打席ぶり安打となる左前適時打、ポランコに左前適時打が出てこの回一挙3点を加えて7点リードを奪い、試合を決めた。

　2020年ドラフト2位の山崎伊は2回の無死二塁を無失点でしのぐと、その後も順調にイニングを重ねて6回を散発3安打で無失点。プロ4度目の登板、3度目の先発マウンドで待望のプロ初勝利を飾った。巨人は堀田、戸田、赤星、大勢、平内が今季すでにプロ初勝利をマーク。山崎伊の勝利で、チームでは2012年以来10年ぶりの同一シーズン6人目のプロ初勝利となった。