阪神・西勇 2年ぶり2桁10奪三振で2勝目 スライド登板でも盤石、移籍後は2戦2勝の安定感

[ 2022年4月28日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-1中日 ( 2022年4月27日    甲子園 )

<神・中>6回1失点の好投を見せた西勇
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 阪神・西勇は2年ぶりに2桁10奪三振を記録するなど6回1失点で2勝目を挙げ、「本当に巻き返すしかない。全員、勝つ気持ちは失っていない」とお立ち台で力を込めた。

 初回は2死無走者から先制点を献上する立ち上がり。2回以降は修正し、4回までの3イニングは全て3者凡退でリズムに乗った。1点優勢の5回も2死一、二塁で鵜飼を見逃し三振。三重殺で好機をつぶした直後の要所で粘った。

 矢野監督は「ちょっと体の張りもあったんで、そういうところで代えました」と6回降板の理由を説明した。前回19日のDeNA戦は4回1/35失点。プロ14年目で初めて4点リードを守れなかった悔しい敗戦から1週間後の舞台で力投し、阪神加入後のスライド登板は2戦2勝だ。

 ▽西勇の前回スライド登板 予告先発の21年4月13日、広島戦(甲子園)の降雨中止にともない、翌14日の同戦先発した。阪神移籍後初のスライド登板で、8回を4安打無失点の好投。佐藤輝の甲子園1号2ランなど6―0で制し、西勇は2勝目を挙げた。

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2022年4月28日のニュース