元レッズGM「鈴木誠也は1カ月で新人王当確」と報道

[ 2022年4月28日 21:09 ]

カブス・鈴木(AP)
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 元レッズGMで、現在は「ジ・アスレチック」で記者をしているジム・ボーデン氏が28日、「カブスの鈴木誠也は1カ月で新人王当確」と早々と報じた。

 シーズン最初の1カ月を振り返り、「信じるべきこと、信じるべきではないこと」がテーマの記事で、信じるべきことの筆頭に鈴木を挙げている。打率・327、出塁率・463、4本塁打、13打点の好成績に加え、ボールに手を出さないのが素晴らしいと指摘。そしてMLBデータ分析サイト、ベースボールサバントによると、ボールを振らないパーセンタイル値(全体を100として良くない方から数えて何番目になるのかを示す数値)が96番目、バレル率は98番目、スプリントスピードは96番目と、選球眼、パワー、スピードでトップレベルだと紹介している。加えて全方向に大きな当たりを飛ばせるし、見ていて楽しいし、良いチームメイトでもあると絶賛した。1700万ドルの年俸(現在のレートで22億1千万円)は今となってはバーゲン価格で、他球団のGM達がカブスより高い金額をオファーしなかったことを後悔しているのは間違いないとした。

 一方で信じるべきではないこととして、パドレスのダルビッシュ有の防御率が4点台であることをあげた。「彼は特別な投手であり、シーズンが終わる頃にはサイヤング賞の投票で5位以内に入る成績を上げている、暖かくなれば調子を上げてくる」と予測していた。

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2022年4月28日のニュース