大谷翔平 初回に2ラン被弾も味方打線逆転!2~5回は無失点で降板、打では先発登板で初の3安打

[ 2022年4月28日 11:08 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―5ガーディアンズ ( 2022年4月27日    アナハイム )

エンゼルス・大谷翔平投手(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は27日(日本時間28日)、本拠地エンゼルススタジアムでのガーディアンズ戦に今季4度目の「2番・投手」で投打同時出場。初回にラミレスに2ランを浴びたが、味方打線がすぐさま2点を返して同点、さらにウォードの満塁弾で4点を勝ち越した。大谷は粘りの投球で5回5安打2失点に抑えて今季2勝目を挙げ、打っては本拠地初打点となる右越え適時二塁打するなど今季初の1試合3安打をマークしてチームの4連勝に貢献した。

 大谷は立ち上がりの初回、抜ける球が多く、先頭のストローに四球を与え、1死後に1ボール2ストライクからラミレスに真ん中に入ったスライダーを右中間に5号2ランされた。2点のビハインドとなったが、味方打線はすぐに反撃。初回無死から大谷はニゴロに倒れたが、続くトラウトが左中間に適時二塁打。2死後にはレンドンが左前適時打して同点とした。

 大谷は味方打線が同点に追いついた直後の2回は1死一、二塁とされたが無失点で切り抜けた。その直後にウォードが勝ち越し満塁本塁打して4点リードとなり、3回は1死から二塁打をされたが、後続を抑え、4、5回は3者凡退に抑えて降板し、DHとして残った。大谷の最速は98・8マイル(約159キロ)。全86球を投げストライクは59球で、ストライク率は今季最も高い68・6%だった。

 前回登板の20日(同21日)のアストロズ戦では「1番・投手」で先発。6回1安打無失点、自身最長の6者連続を含むメジャー自己最多タイの12奪三振で今季初勝利を挙げた。降板後はDHに入り、打者では4打数2安打2打点だった。

 打っては 初回無死二塁の第1打席はガ軍先発右腕プリーサックの前にニゴロ、2回無死の第2打席もニゴロだったが、4回2死から2試合連続安打となる中前打を放ち、6回1死二塁の第4打席では右越え適時二塁打し今季本拠地初打点、3試合ぶり今季5度目のマルチ安打を記録。8回無死の第5打席では右前打し今季初の1試合3安打となった。先発登板した試合の1試合3安打は渡米後初。

 前日26日(同27日)のガーディアンズ戦は、「2番・DH」で打者として先発出場し、4打数1安打。この日の試合前までの通算成績は、投手は3試合で1勝2敗、防御率4・40、打者は18試合で75打数16安打で打率・213、3本塁打、9打点、3盗塁となっていた。

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