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巨人「1番・ポランコ」で得点力底上げあるぞ 長打力と俊足兼ね備えた新助っ人に元木コーチ「面白い」

[ 2022年1月11日 05:30 ]

巨人と契約したグレゴリー・ポランコ(AP)
Photo By AP

 巨人・元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)が10日、オンラインでトークショーを行い、新外国人のグレゴリー・ポランコ外野手(30=前ブルージェイズ傘下)を1番で起用するプランを明かした。原辰徳監督(63)が攻撃のキーマンに挙げる1番としてメジャー通算96本塁打&98盗塁の助っ人を据える超攻撃型オーダーは、他球団の脅威となりそうだ。

 5日に契約合意となった新外国人のポランコは、メジャー通算96本塁打を放った左の大砲。同時に、通算98盗塁の俊足も持ち味だ。昨季もパイレーツで14盗塁をマークするなど、30歳を迎えても走力の衰えは感じさせない。元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチは「ポランコは走れるなら、1番でも面白いと思う」と超攻撃型オーダーについて言及した。

 昨季の総得点552はリーグ4位。優勝したヤクルトとは73点の差があった。巻き返しに向けて原監督は攻撃の鍵を握る打順に1番と5番を挙げる。1番については常々、「大事なチームのフロントページ。そうそう変えてはいけないような場所」と持論を口にしている。14年にメジャーデビューしたポランコは、通算823試合に出場。1番は打順別で最も多い134試合に先発出場するなど、慣れ親しんだ場所だ。

 チーム内での外国人枠の争いはし烈。新外国人右腕のアンドリースをはじめ、メルセデス、デラロサ、ビエイラ、ウィーラーらライバルは多い。元木コーチは「メジャーで96本は過去の話。それはどうだっていい。日本人と同じで(ポジションは)争ってほしい」と訴えた。開幕ダッシュに向け、本来の実力をアピールすることを求めている。

 2年ぶりのV奪回へ向けスタートを切る、今季の開幕戦は3月25日の中日戦(東京ドーム)。この一戦で1番にポランコが起用されれば球団では94年のグラッデン以来28年ぶり4人目の助っ人の開幕1番となる。契約合意した際に「とても胸が高鳴っています」とコメントしたポランコが、打線のけん引役となるか。(川島 毅洋)

 ≪昨季1番に10人起用≫巨人は昨季、先発1番に10人を起用し、最多は松原の77試合と固定できなかった。チームで1番に100試合以上先発したのは12年長野の117試合が最後。長野は同年、1番で14本塁打、16盗塁をマークしたが、先発1番で2桁本塁打&2桁盗塁も巨人ではこれが最後だ。新外国人のポランコは16年の22本塁打、17盗塁以降メジャーで3シーズンも2桁本塁打と2桁盗塁を達成。長打力と俊足を兼ね備えた1番として期待される。

 ◇グレゴリー・ポランコ 1991年9月14日生まれ、ドミニカ共和国出身の30歳。09年にパイレーツと契約し、14年にメジャーデビュー。昨年8月末に自由契約となり、ブルージェイズとマイナー契約を結んでいた。大リーグ通算8年間で823試合に出場し打率.241、96本塁打、362打点、98盗塁。ドミニカ共和国代表として出場した17年の第4回WBCではベストナイン選出。1メートル96、108キロ。左投げ左打ち。

 ≪「ジータス」でトークの模様放送≫元木コーチはこの日、昨季まで投手チーフコーチを務めた宮本和知球団社長付アドバイザーとともに「スカパー!プロ野球セットPresents ジャイアンツファンミーティング2022」のトークショーに出演した。シーズン中の裏話やコーチの苦悩など軽妙な掛け合いが繰り広げられ、元木コーチは「円陣番長」の岸田に「今年ダメだったら円陣禁止。野球で盛り上げて」と語った。この模様は24日の深夜0時から、CSの「日テレジータス」で放送される。

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