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イチローさん「感動」 伝授した「幻のプレー」を智弁和歌山が体現「年を重ねるのも悪くないな」

[ 2022年1月11日 12:38 ]

イチロー氏
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 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(48)が10日に放送されたTBS系「news23」(月~木曜後11・00、金曜後11・30)でインタビューに応じ、20年12月に指導した智弁和歌山が自らの教えを体現したことに感激の面持ちを浮かべた。

 指導の際、イチローさんが「僕も一度も見たことなかった」と言って伝授したのは2死一、二塁からの「幻のプレー」。この場面で打者が内野へゴロを打った場合、通常一塁走者は二塁へスライディングするが、イチローさんはあえて二塁を駆け抜けてセーフになる確率を上げ、その間に先のランナーをホームインさせるというプレーを提案した。「駆け抜けた後にアウトになるわけだよね?挟まれて。でもその瞬間はセーフだよね。そしたら点入るよね。難しい相手はその1点で決まる可能性だってある」と選手に語り掛けた。

 智弁和歌山ナインは伝授された場面想定の練習を何度も繰り返し、昨夏の和歌山大会決勝、市和歌山戦で2点リードの8回2死一、二塁の場面で決行。決定的な4点目を加え、甲子園に出場を決めた。そして夏の甲子園で全国制覇を達成した。

 イチローさんは「理屈としてそうなってるし、やらなきゃいけない。僕も見て、え!ってなった後に、『それ、それ』ってなった。感動しましたよ。あれを具体的に見せてくれた意義は大きい。自分ができなかったからちょっと悔しいんだけど。そういう思いを高校生が、体現してくれたというのが」と感激した様子で「なかなか年を重ねるのも悪くないなって」と喜びをにじませていた。

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