ロッテ育成1位田中「野球に集中できている」 前日の持久走2位には「1位を獲りたい」

[ 2022年1月11日 13:43 ]

<ロッテ新人合同自主トレ>雨天のため室内でキャッチボールする田中楓基(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの育成ドラフト1位の田中楓基投手(旭川実)が11日、ロッテ浦和で行われた新人合同自主トレ2日目に参加し、リモート取材に応じた。

 極寒の北海道からさいたま市内に引っ越し、人生初の寮生活について、「いろいろ分からないこともあるが、周囲の方に支えてもらいながら、今は野球に集中して取り組めている」と打ち明ける。

 最速150キロを誇る将来性豊かな右腕は、ここまでの練習についても感想を口にした。

 「キャッチボールをしていても、隣を見るとみんな凄いボールを投げている。自分もしっかりとやらないとなと思う」

 前日に行われた12分間走では、序盤から積極的に先頭を走った。最後はドラフト5位・八木(三菱重工West)に抜かれながらも同じ2825メートルを駆けた。

 「飛ばしすぎたかなという反省点もあった」と振り返るが、「これから、まだ他のメニューがあると思うので、1位を獲りたい」と気合を入れる。アピールしたい気持ちは伝わってきた。そんな強いメンタルは、将来大きな武器となるはずだ。

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2022年1月11日のニュース