日体大の「ネクスト大谷」矢沢宏太が始動 ドラ1候補は「大吉」引き当て「良い1年になりそう」

[ 2022年1月11日 18:54 ]

二刀流でのフル回転を誓う日体大・矢沢(撮影・川島 毅洋)
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 首都大学野球リーグの日体大が11日、横浜市のグラウンドで始動した。今秋のドラフト上位候補に挙がる二刀流の最速150キロ左腕・矢沢宏太投手は「どれだけ成長できるか自分自身でも楽しみ。全日本大学野球選手権で優勝を目指したい」と日本一奪還を誓った。

 昨春のリーグ戦から「4番・投手」で出場を続ける大学球界の「リアル二刀流」は今秋ドラフトの目玉。練習初日からテレビカメラによる取材が入るなど「ネクスト大谷」の注目度は急上昇中だが「注目してもらえることで自分を高められる」と成長の糧にする考えだ。

 入学時からドラフト1位でプロ入りを目指してきた矢沢。元旦には地元・町田市の神社で初詣。おみくじでは「大吉」を引き当て「良い1年になりそうです」と吉兆に笑顔を輝かせた。(柳内 遼平)

 ◇矢沢 宏太(やざわ・こうた)2000年(平12)8月2日生まれ、東京都町田市出身の21歳。藤嶺藤沢(神奈川)では甲子園出場なし。日体大では1年春から外野手で出場し、1年秋から投手として登板。リーグ通算成績は野手として31試合で打率.276、3本塁打、14打点、4盗塁。投手として15試合で7勝4敗、防御率1.59。1メートル73、71キロ。左投げ左打ち。

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2022年1月11日のニュース