阪神・井上 二十歳の誓いは掛布以来、新庄超えの25発!50打点!!「輝さんの数字目指して」

[ 2022年1月11日 05:30 ]

大東市の成人式に出席した阪神・井上(撮影・長谷川 凡記)
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 阪神・井上広大外野手(20)が10日、大阪府大東市で成人式に出席し、力強く二十歳の誓いを立てた。1軍レギュラーの座を奪取すべく、佐藤輝が昨季記録した24本塁打を上回る「25本塁打」と自身が昨季2軍で記録した「50打点」以上に照準。高卒3年目以内で達成なら球団では1976年掛布雅之以来となる。右脛骨(けいこつ)骨折のリハビリ期間中に励んだウエートトレーニングで蓄えたパワーを武器に、猛アピールを期す。

 養った地力を発揮し、1軍レギュラーの座を奪い取る――。大人の仲間入りを果たした井上は力強く、二十歳の誓いを立てた。

 「自分の中では(レギュラーを)“奪い取る”が一番だと思っている。昨年の(佐藤)輝さんの数字を目指して頑張ります。(24本塁打)以上です」

 文字通り、飛躍を期す。将来を嘱望される和製大砲候補。だが昨季は度重なる故障で1軍出場なしと悔しいシーズンを過ごした。そんな自身とは対照的に、1年目から1軍の舞台で球団新人最多24本塁打を放つなど輝きを放った佐藤輝の躍動は、強烈な刺激となった。年齢こそ違えど、同じスラッガータイプとして目指すべき存在。だから、その数字を目標に掲げたのだろうが、さらに上を見据えるなら昨季の輝を超える「25本塁打」を期待したいところだ。

 「輝さんのホームランとかを目標にしてやるんですけど、自分は(走者を)還すバッターなので。打点というのは一番意識してやりたい。昨年のファーム以上の50打点以上は残したいです」

 25本塁打とともに掲げたのは「50打点」以上。今季その2つの数字を達成すれば、球団高卒3年目以内では76年掛布雅之以来で、92年新庄剛志を上回ることになる。昨季は6月に左肩負傷で一時離脱し、8月下旬には右脛骨骨折で戦線離脱。それでも出場68試合でウエスタン・リーグトップの50打点を挙げ、同4位タイの9本塁打を放って大器の片りんを見せつけた。決して不可能な数字ではない。

 すでに故障箇所は完治しており、経過も良好。リハビリ期間からウエートトレーニングに励み、オフに入ってからの自主トレでもシーズンを戦い抜く体力を構築するために体を鍛え抜いた結果、体重はシーズン終了時から3キロ増の107キロとなった。その数値に比例したパワーアップが見込めるはずだ。

 「“これだけ動けます”というのは大前提だと思う。その中で打撃練習、守備練習も、今年のテーマでもある“イチ”を大切にして1球目、1打席目を大事にしてやっていきたい」

 今季は佐藤輝が三塁に挑戦するだけに、左翼、右翼の定位置を狙う好機でもある。スケールアップしたパワーを武器に、高卒3年目での大化けを目指す。(長谷川 凡記)

 《成人式で知人から激励の数々「“見てるよ”とか言われる」》井上は成人式で小学校時代から親交のある知人から花束を贈られるなど多くの激励を受け、決意を新たにした。「普段会えない人たちに“見てるよ”とか言われるので、みんな自分のことを気にかけてくれていると感じた。成人式を迎えて大人になったという実感がわくので、もっと自分の行動にも自覚を持っていきたい」。式典終了後には小、中学校時代の友人たちと記念写真を撮るなど、終始笑顔だった。

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