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DeNA・牧 新人の3割&20本は21世紀初!清原和博以来、35年ぶり史上4人目の快挙

[ 2021年10月28日 21:18 ]

セ・リーグ   DeNA―広島 ( 2021年10月28日    マツダ )

<広・D>4回無死一塁、牧は右前打を放つ(撮影・奥 調)
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 数々の新人記録を達成してきたDeNAの牧秀悟内野手(23)が28日、の広島戦(マツダ)に「4番・一塁」で先発出場。3打数2安打と活躍し、新人王へ向け“猛アピール”をしてリーグ最終戦を終えた。これで今シーズンを打率・314の22本塁打71打点の好成績で終え、プロ野球新人史上4人目の3割&20本塁打を記録。長嶋茂雄(巨人、1958年)、石毛宏典(西武、1981年)、清原和博(西武、1986年)ら球界のレジェンドとともに名を連ねることになった。

 牧はドラフト2位で中央大から入団。開幕戦でスタメンデビューを果たすと、4月までに6本塁打を記録するなどレギュラーに定着。8月25日の阪神戦では新人として公式戦史上初となるサイクルヒットを達成。シーズン終盤には新人ながら4番に定着し、10月26日のヤクルト戦では35個目の二塁打を記録し長嶋茂雄(巨人、1958年)の記録を抜く、リーグ新人シーズン最多二塁打記録を更新。さらにその試合では14度目の猛打賞も記録し、長嶋茂雄(巨人、1958年)の新人歴代最多記録に並んだ。

 牧は長期離脱もなく、137試合に出場し規定打席に到達。新人として3割&20本塁打を記録したのは長嶋茂雄(打率・305、29本)、石毛宏典(打率・311、21本)、清原和博(打率・304、31本)に続き4人目という快挙を達成。新人打率3割台は1998年坪井智哉(阪神)、高橋由伸(巨人)以来23年ぶり12人目で、21世紀では初の出来事に。プロ野球の新人打率では歴代3位タイにランクインした。

 球団としても新人が規定打席に到達したのは大洋時代の1967年松岡功裕以来、実に54年ぶり8人目。打率3割台をマークしたのは球団史上初の快挙。さらに牧はセ・リーグ打率部門トップ10入り確実で、こちらも球団史上初となった。

 これだけの記録を残して例年なら新人王“当確”間違いなしだが、今年の新人王レースは大激戦。広島の栗林良吏投手(25)は開幕から抑えを任され、6月まで連続22試合無失点の新人記録を樹立。夏には東京五輪野球日本代表に選ばれ、“守護神”として史上初の金メダル獲得にも貢献するなど新人王“最有力”との呼び声が高い。

 他にも佐藤輝明外野手(22)、中野拓夢内野手(25)、伊藤将司投手(25)ら阪神勢3選手や、2年目ながら新人王の資格を持つヤクルト・奥川恭伸投手(20)も好成績を残していて、新人王レース行方にも注目。チームは6年ぶりの最下位となったが、牧の活躍が一筋の光明を与えた。

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