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エンゼルス・大谷 7年ぶりコミッショナー特別表彰受け「光栄」 05年イチロー以来日本人2人目

[ 2021年10月28日 02:30 ]

コミッショナー特別表彰を受けたエンゼルス・大谷翔平(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が26日(日本時間27日)、大リーグでは7年ぶりとなるコミッショナー特別表彰を受けた。投打の二刀流による歴史的活躍を評価された。日本選手では05年イチロー(マリナーズ)以来、2人目の快挙となった。大谷はワールドシリーズ(WS)開幕前のヒューストンで記者会見。MVPをはじめ各賞の有力候補に挙がる中で、受賞ラッシュの幕開けを予感させた。

 大谷は試合開始の約1時間前、スーツ姿でミニッツメイド・パークの記者会見場に登場。ロブ・マンフレッド・コミッショナーからティファニー社製のトロフィーを贈られた。

 「毎年ある賞でもないし、光栄なこと。自分でいいのかなという思いもあるけれど、本当にうれしく思っている」

 この表彰の正式名称は「ヒストリック・アチーブメント・アワード」。歴史的な偉業を達成した選手やチームが対象で、バド・セリグ前コミッショナーが98年に制定した。日本選手では04年に262安打で年間最多安打記録を樹立したイチロー以来2人目(表彰は05年)。全体では14年のデレク・ジーター以来7年ぶりで、投手で9勝、打者で46本塁打の活躍が評価された。

 1シーズンの活躍のみによる選出者も希少。就任7年目で初の同賞授与となったマンフレッド・コミッショナーは「あまりにも特別だった。この1年を称えないのは間違い」と理由を説明した。コロナ禍で野球の国際化戦略が停滞。「翔平のような国際的スターの出現は我々にとって完璧なタイミングだった」と称賛した。

 大谷にとってレギュラーシーズン終了後、初めて公の場。「そんなに疲れもない。2週間くらい動いていなかったけど、早く動きたい」と語り、会見後は水原一平通訳らと試合を観戦した。来季へ向け「今のところ不安なところはない。自信は持っている」。歴史的な活躍の再現へ。頂上決戦の場で決意を新たにした。(奥田秀樹通信員)

 ≪第1回はリプケン≫▽コミッショナー特別表彰 歴史的な功績を残した選手、チームなどが対象。大谷は16例目で、選手では13人目。歴代最長2632試合連続出場のカル・リプケンが98年の第1回。他の打者ではマーク・マグワイア、バリー・ボンズ、投手ではロジャー・クレメンス、マリアノ・リベラらが名を連ねる。選手以外では黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンを支えたレイチェル夫人、01年に歴代最多タイの116勝を挙げたマリナーズなどが選ばれている。

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