DeNA・牧 大記録“目前”での四球に悔しさあらわ ネットは絶賛「四球は勲章」「誇っていい」

[ 2021年10月28日 22:13 ]

セ・リーグ   DeNA0―7広島 ( 2021年10月28日    マツダ )

<広・D>今シーズンの全日程を終え引き揚げる牧(撮影・奥 調)
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 今シーズン数々の新人記録を達成したDeNAの牧秀悟内野手(23)が28日、リーグ最終戦でプロ野球新記録となる15度目の猛打賞へ“王手”をかけた9回の第4打席に四球となり、大記録更新ならず。悔しい表情のままベンチを後にしたが、ネット上では「最後の四球は勲章」「悔しいけど誇っていい」と絶賛された。

 牧は広島戦(マツダ)に「4番・一塁」で先発出場。4回の第2打席で先発右腕・大瀬良から右前打を放ち、9試合連続安打をマーク。7回の第3打席でも大瀬良から右前打を放ち、通算新人シーズン安打数が153に到達。安打数は1958年長嶋茂雄(巨人)に並び、4位タイに浮上した。

 さらに“ミスター”と並んでいた猛打賞の新人記録(14回)更新にも期待が高まったが、9回の第4打席はストレートの四球で新記録達成ならず。悔しい表情を浮かべながら一塁へ進んだ。

 試合は0―7と大瀬良に完封負けを喫したが、牧は今シーズンを打率・314の22本塁打71打点の好成績で終了。打率ランク単独2位に浮上するも首位打者獲得は“絶望的”となったが、ネット上では「大瀬良完封もすごいけど、敬遠された牧がすごいと思う」「大瀬良クラスに勝負を避けられる牧、かっこよかった」「牧は首位打者が絶望的になったけど、この四球は勲章でしょ」「牧くんの最後四球だったの悔しいけど、あの大瀬良に逃げられたの誇っていいよね」と牧を絶賛する声が続々と上がっていた。

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