首位打者争い中の広島・誠也&坂倉 6回に適時打で“競演” 2桁勝利目指す大瀬良を強力援護

[ 2021年10月28日 20:07 ]

セ・リーグ   広島―DeNA ( 2021年10月28日    マツダ )

<広・D25>6回無死一、二塁、坂倉は中前に適時打を放つ (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 首位打者争いを演じる広島の鈴木誠也外野手(27)と、坂倉将吾捕手(23)が、28日のDeNA戦でともに適時打を放ち、存在感を見せた。

 先発・大瀬良の好投もあり、両軍無得点で迎えた6回。無死一、二塁の先制機を迎えると、「5番・一塁」でスタメン出場していた坂倉が、DeNA先発の京山から中前に落とす適時打で、先制点をたたき出し、「前の打席にチャンスで打ててなかったので、何とかしようと初球から積極的にいきました。(大瀬良)大地さんの援護になってよかったです」と喜んだ。

 さらに菊池涼が左前打でつなぎ、無死満塁となると、この日はスタメンから外れていた鈴木誠が代打で登場。こちらも右前適時打を放ち、貫禄を見せた。「大地さんが頑張っているので追加点になってよかったです」。鈴木誠はこの後、代走上本と交代してお役御免となり、し烈なデッドヒートが続く本塁打王争いでは上積みはなかった。

 この試合前までに、鈴木誠は打率・318、坂倉も同・314と僅差で追走中。残り2試合が終わるまで、まだまだ目が離せない展開だ。

 この回は、さらに会沢の2点適時打など一挙7得点の猛攻撃。2桁勝利の期待が掛かる大瀬良を、強力に援護した。

続きを表示

2021年10月28日のニュース