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骨折離脱中のオリックス・吉田正 CS出場へ意欲「そこに立てるように頑張る。日本一目指して」

[ 2021年10月28日 05:30 ]

オリックス 25年ぶりパ・リーグ制覇

祝勝会で特大のクラッカーをならす吉田正(撮影・北條 貴史)
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 中嶋監督、宮内オーナーに続き、選手のトップバッターとしてオリックス・吉田正が3度胴上げされた。「みんなで胴上げに参加できて、達成感がある。本当にうれしい」と選手会長の声は震えた。

 球団ではイチロー以来(94~00年)となる2年連続首位打者は確実。2日のソフトバンク戦で右尺骨を骨折、直前には左太腿裏も痛め、離脱中の主砲は歓喜の輪に加わりながらCS、日本シリーズでの復帰を誓った。

 「チームが勝つことがボクにもいいリハビリになった。はっきりとは言えないが11月10日にCSが決まったので、そこに立てるように頑張る。新しい歴史をつくれるように日本一を目指していきます」

 ファン、そして家族のための復活だ。管理栄養士の資格を持つ妻・ゆり香さんに食事面など栄養管理してもらっていたが、体調を崩し約2カ月の空白期間もあった。支えてくれる側の苦労を知るからこそ「家族、チームメート、そしてスタッフに感謝の気持ちです」の言葉を繰り返した。

 最も三振しない男だ。昨季と比較し本塁打は14から21に増え、元々少ない三振は29から26へ減った。打率3割&20本塁打以上で30三振未満は77年若松勉(ヤクルト)以来、44年ぶり。超高度な打撃技術の土台が素振りだ。「素振りは、やっぱり一人がいい。数ではなくて納得いけば1回で終わる時もある」と史上最多3度の3冠王を獲得した落合博満氏の域を目指し、今もバットを振り続ける。

 絶対エースの山本との金メダルコンビ、そして青学大の先輩である杉本と組む強力打線で吉田正は頂点に挑む。 

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