阪神・スアレス 3連投も問題なし!3人斬りでセ助っ人最多タイ41S「確実に積み重ねるだけ」

[ 2021年10月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3ー0巨人 ( 2021年10月14日    東京D )

<巨・神>9回、登板するスアレス(撮影・平嶋 理子)
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 勝利を信じ、阪神・スアレスは準備をしていた。9回2死からの勝ち越し。それでも守護神のメンタルは不動だった。それが当然のように、3連投のマウンドに上がり、坂本、丸を連続空振り三振に仕留めると、岡本和は左飛に封じた。

 「バッターがしっかり点を取ってくれたので、それを何とか生かすだけだった。勝てて良かったよ」

 球場のムードにのまれることもなく、1安打零封リレーを完結させた。これで41セーブとなり08年クルーン(巨人)、15年呉昇桓(オスンファン)(阪神)らセの歴代外国人守護神の最多記録に並んだ。残り8試合で藤川球児が持つ球団記録46セーブにあと「5」。「もちろんそれもあるけど、セーブ機会を確実に積み重ねるだけ」。記録が逆転Vにも直結することを知っていた。(鈴木 光)

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