オリックス杉本残り6戦「全部勝つ!」キング独走32号は「今年一番飛んだ」連敗止め堅首

[ 2021年10月15日 21:38 ]

パ・リーグ   オリックス3―0日本ハム ( 2021年10月15日    札幌D )

スタンドのファンに手を振る杉本(撮影・高橋 茂夫)
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 オリックスの杉本裕太郎外野手(30)が15日、チームの連敗を3で止める決勝弾を放った。

 0―0の4回、四球2つで無死一、二塁で打席に入った杉本は、相手先発・立野の初球スプリットを完璧に捉え、バットを高々と突き上げた。左中間席上段に吸い込まれる先制32号3ラン。左翼の王柏融、センターの浅間が一歩も動けなかった一撃は「感触も完璧でしたし、今年一番飛んだと思います。颯一郎が頑張って投げていましたし、何とか打てて良かったです」。14日のロッテ戦以来となるラオウ昇天ポーズにベンチも大盛り上がり。「最近みんなやってくれるのでうれしいです」とはにかんだ。

 試合後、優勝争いの重圧はあるかと問われると「プレッシャーを感じず楽しくやれています」と話し、最後は残り6戦「全部勝てるように」と頼もしく“全勝逆転V”宣言で締めた主砲。キング独走の杉本が、最後はすべてをこの手に握る!!

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