オリックス連敗止めた!ラオウ特大32号&山崎颯プロ2勝目で首位守った

[ 2021年10月15日 20:57 ]

パ・リーグ   オリックス3―0日本ハム ( 2021年10月15日    札幌D )

4回無死一、二塁、先制3ランを放ちベンチの選手らとエアタッチを交わす杉本(撮影・高橋 茂夫)
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 前日2位ロッテに直接対決で敗れ優勝マジック「9」点灯を許した首位オリックスは15日、最下位の日本ハムと対戦。杉本のリーグキング独走となる32号3ランに先発・山崎颯の6回無失点の快投などで連敗を3で止め、首位の座はキープ。残り6戦での“逆転優勝”へ仕切り直しの1勝となった。

 負けられない一戦で、まずチームに活力を与えたのは先発の山崎颯だ。3回までパーフェクト投球を見せ、調子が上向いてきた日本ハム打線を6回散発2安打に抑える力投。自己最多となる109球を投げ無失点でプロ2勝目を挙げた。

 打の主役はラオウ杉本だ。0―0で迎えた4回。四球2つで無死一、二塁で打席に入ると、相手先発・立野の初球スプリットを完璧に捉え、バットを高々と突き上げた。左中間席上段に吸い込まれる先制32号3ラン。左翼の王柏融、センターの浅間が一歩も動けない特大の一撃で、ベンチも14日ロッテ戦で放った31号2ラン以来のラオウ昇天ポーズに笑顔がはじけた。

 この一発が決勝弾となり、投げては7回から富山、ヒギンス、平野が気迫の完封リレーを見せ連敗を3で止めた。23歳の快投と主砲の一撃で大きな1勝を挙げたチームは、明日17勝腕の山本が先発。絶対エースで逆転優勝へ加速する。

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