巨人・岡本和が18戦71打席ぶり39号2ラン「打てて良かった!」 村上の目の前で2打点差に

[ 2021年10月15日 18:19 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2021年10月15日    神宮 )

<ヤ・巨>初回1死一塁、岡本和は2ランを放つ (撮影・森沢裕)
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 スランプに陥っていた巨人の主砲・岡本和真内野手(25)がヤクルト戦(神宮)で18試合ぶりとなる39号2ラン。自身初のシーズン40本塁打に王手をかけた。

 岡本和は「4番・三塁」で先発出場。初回に坂本の右越え19号ソロで1点を先制し、なおも1死一塁となって入った第1打席で相手先発右腕・高梨がカウント2―2から投げた6球目、内角直球を叩くと、打球は左翼ポール際に吸い込まれた。

 岡本和は9月24日の阪神戦(東京D)で7戦ぶり3ラン。ともにシーズン自己最多となる38本塁打、106打点とした。だが、これを最後に長いスランプに突入。13日の阪神戦(東京D)では初回に犠飛で16試合ぶりとなる107打点目を挙げたが、ヤクルト主砲・村上宗隆内野手(21)が同日の中日戦(バンテリンD)で14試合ぶりとなる39号2ランを放ち、本塁打数で抜かれるとともに打点で並ばれていた。

 試合前まで17試合70打席連続ノーアーチだった岡本和にとっては18試合71打席ぶりとなる待望の39号。ライバル・村上の目の前でリーグトップタイの39本塁打とし、109打点として村上に2打点差をつけた。

 25歳シーズンで40本塁打を達成すれば巨人では王貞治、松井秀喜に次ぐ3人目の快挙。岡本和のこれまでのキャリアハイはともにプロ4年目だった2018年の33本塁打、100打点で、昨季は31本塁打、97打点でともに初タイトルとなるリーグ2冠に輝いている。

 なお、巨人は14日の阪神戦(東京D)まで28年ぶりとなる9試合連続2得点以下という不名誉記録が続いていたが、主砲の一発でこれをストップしている。

 ▼岡本 打ったのは真っすぐです。勇人さんに続けて良かったです。まだまだ頑張ります!!!打てて良かった!

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