サヨナラ負けに県岐阜商・鍛治舎監督「監督の責任」、プロ注目の大型捕手・高木は「プロ志望届出します」

第103回全国高校野球選手権　1回戦   県岐阜商2－3明徳義塾 （ 2021年8月15日    甲子園 ）

＜明徳義塾・県岐阜商＞6回無死三塁、遊ゴロに倒れる県岐阜商・高木（撮影・亀井　直樹）
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　日本一を誓って乗り込んだ甲子園でサヨナラ負けを喫した。県岐阜商・鍛治舎巧監督は2回1死満塁からのスクイズ失敗や守備固めなど動くタイミングが遅れたことを認め「これも監督の責任です。馬淵監督は継投やサヨナラの場面での狙い球など、さすがに百戦錬磨でした。確率の高い野球をされました」と脱帽した。

　1メートル86、88キロで通算20本塁打の大型捕手・高木翔斗主将も6回無死三塁の追加点機に遊ゴロに倒れるなど4打数無安打。「仲間ともっと一緒に戦いたかった。先輩たちの分も勝てなくて悔しい」と昨年夏の交流試合（明豊戦）、今春選抜（市和歌山戦）に続き、甲子園で勝てなかったことに責任を感じた。「プロ志望届は出します。上の世界でレベルアップをしたい」と挑戦を誓った。（鈴木　光）