阿南光 25年ぶり聖地で初戦突破ならず 中山監督「力を出し切れずに終わったが、よく頑張っていた」

[ 2021年8月16日 16:56 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   阿南光0-8沖縄尚学 ( 2021年8月16日    甲子園 )

<沖縄尚学・阿南光>初戦敗退となり、ベンチ前に整列する阿南光ナイン(撮影・北條 貴史)
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  第103回全国高校野球選手権大会の第4日は16日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合では25年ぶり出場の阿南光(徳島)は2大会連続出場の沖縄尚学(沖縄)に0-8で敗れた。18年に新野と阿南工が合併して誕生したチームは、新野時代の前回出場時に続く初戦突破はならなかった。

 阿南光は沖縄尚学のエース左腕・当山を打ち崩せず、わずか2安打に終わった。「定年なので夏は最後と決めていた」と話していた中山寿人監督は「甲子園練習や行進のリハーサルもないままに試合に臨んだので、選手達はかなり戸惑っていたようだ。力を出し切れずに終わってしまったけれども、よく頑張っていました」と振り返った。

 攻撃については「先に3点取られて、その後1、2点を返して後半勝負を思い描いていたんだけれども、相手の当山投手の出来が良くて球威も制球も良くて打ち崩すことができませんでした」と語った。179球を投げて完投した2年生左腕の森山については「投球数が多くなってしまったけれども、1球1球が経験になって今後につなげてくれるのではないでしょうか」とこれからの成長を期待した。

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