阪神・ロハス 待望89日ぶり適時打!守備でも魅せた!生き残りへ必死のアピール続く

[ 2021年8月16日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-0広島 ( 2021年8月15日    京セラD )

<神・広>3回無死、ロハスは広島・野間の左邪飛を好捕する(撮影・後藤 大輝)
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 チーム、そして本人にとっても待望の一打だった。阪神のロハス・ジュニアが2点リードの終盤8回に89日ぶりの適時打を放ち、試合を決定づけた。

 「どうにか打ち返したいと狙っていた。追加点が取れて良かったです」

 1死一、二塁で島内に対して2ボールとなり、仕留めにいった3球目をファウル。「大きいのを狙いすぎた」と苦笑いし、仕切り直しの4球目、148キロ直球を捉え一、二塁間を破った。5月18日ヤクルト戦以来、来日2本目のタイムリーで貴重な追加点を挙げた。

 左翼守備でも3回に野間の左翼線への飛球を飛び込んで好捕。今回3連戦は守備での好プレーも目立ち、「全力プレーが自分の持ち味。チームの勝利に貢献するのが一番なので、いいプレーができてよかったです」と胸を張った。2軍戦で本塁打を放ったマルテの1軍合流が近づくだけに、さらなるアピールは不可欠。生き残りへ、結果を残し続けるのみだ。(阪井 日向)

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