ア・リーグのMVPレースは大谷独走? ブックメーカーのオッズでは1・08倍

[ 2021年8月16日 08:20 ]

両リーグ最多の39本の本塁打を放っているエンゼルスの大谷(AP)
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 大手ブックメーカーの「ウィリアム・ヒル社」は大リーグ受賞部門の各オッズを提示しているが、8月15日の時点でア・リーグMVPの最有力候補は“ほぼ確実”に匹敵する1・08倍の大谷翔平(27=エンゼルス)で、8・5倍で2位のウラジミール・ゲレロJR(22=ブルージェイズ)に“大差”をつけた状態となっている。

 大谷は打率こそ・269ながら39本塁打は両リーグトップでゲレロには4本差。出場がチーム試合数の81%ながら打点(86)はア・リーグ3位タイにつけている。

 さらに最も優秀な投手に与えられるア・リーグのサイ・ヤング賞部門オッズでも7勝1敗、防御率2・93という成績が評価されて?大穴扱いの80倍。1位は今季10勝3敗のランス・リン(34=ホワイトソックス)の1・5倍だが、MVPとサイ・ヤングの両方の部門でオッズを得ているのはもちろん大谷1人となっている。

 なおナ・リーグMVPオッズの1位はフェルナンド・タティスJR(22=パドレス)で2・1倍。サイ・ヤング賞オッズでは今季10勝7敗ながら、162回0/3で187三振を奪っているフィリーズのザック・ウィーラー(31)が2・8倍で1位になっている。

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2021年8月16日のニュース