長崎商 耐えたエース城戸「勝つことだけに集中」 初回先頭から4連打も…ひるまず粘り強く

[ 2021年8月16日 10:53 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   長崎商8-4熊本工 ( 2021年8月16日    甲子園 )

<長崎商・熊本工>力投する長崎商先発の城戸(撮影・河野 光希)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第4日は16日、甲子園球場で1回戦が行われ、5年ぶり出場の長崎商(長崎)が2大会連続出場の熊本工(熊本)を8-4で下し、1952年以来69年ぶりの夏勝利を挙げた。

 先発したエース城戸は5回を投げ、5安打5四死球も3失点。「初戦は勝つことだけに集中した。うれしいです」と喜んだ。

 初回先頭から4連打されるなど強打の熊本工に攻め立てられたが、2失点にとどめた。以降走者を背負った場面でも3度の併殺打に仕留める粘りの投球。すると打線の援護も呼んだ。「初回は最少失点にしようと考えを改めた。粘り強く投げられた。低めを心がけて併殺を狙う投球をしました」と振り返った。

 九州勢対決となった上に、熊本工とは7月に練習試合でも対戦。お互い手の内を知り尽くした中で「先月相手とやっているので自分の球筋はわかると思っていたけど、粘り強く投げられた」と安どの表情を浮かべた。

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