沖縄尚学 沖縄県勢春夏通算100勝 エース左腕当山が2安打12K完封 チームの初戦突破は7年ぶり 

[ 2021年8月16日 15:25 ]

第103回全国高校野球選手権 1回戦   沖縄尚学8―0阿南光 ( 2021年8月16日    甲子園 )

<沖縄尚学・阿南光>完封勝利を収めた沖縄尚学・当山(撮影・河野 光希)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第4日は16日、甲子園球場で1回戦が行われ、第3試合では2大会連続出場の沖縄尚学(沖縄)が25年ぶり出場の阿南光(徳島)を8―0で撃破。7年ぶりの夏の初戦突破を果たし、沖縄県勢として全国大会の春夏通算100勝を達成した。

 投げてはエース左腕の当山が3回には3者連続三振。キレのある直球と変化球でわずか2安打で二塁を踏ませず、無四球、12三振を奪う力投で116球の完封勝利を飾って見せた。

 打線は初回2死一塁で知念大の左翼線適時二塁打、長浜の左前適時二塁打で2点を先制した。2回には2死一三塁に下地の右前適時打で加点。6回にも1死満塁で仲宗根の遊ゴロの間に1点。7回には1死二塁で前盛が右越え適時三塁打、なおも2死三塁では後間の遊ゴロが敵失を誘い加点した。8回には無死二塁で知念大の左適時二塁打、なおも1死三塁で大城の左犠飛でダメを押した。

 阿南光は沖縄尚学の当山を打ち崩せず。18年に新野と阿南工が合併し誕生。新野時代の前回出場時に続く初戦突破はならなかった。

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