専大松戸 甲子園初勝利!持丸監督「こんな効率のいいゲームができるとは」

[ 2021年8月16日 13:03 ]

第103回全国高校野球選手権第4日 1回戦   専大松戸6―0明豊 ( 2021年8月16日    甲子園 )

<専大松戸・明豊>甲子園初勝利を挙げ、感慨深げな専大松戸・持丸監督(中)(撮影・井垣 忠夫)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第4日は16日、甲子園球場で1回戦が行われ、第2試合では、ともに春夏連続出場の専大松戸(千葉)と明豊(大分)が対戦。専大松戸が6―0で勝ち、甲子園初勝利を挙げた。

 専大松戸は初回1死から2番・苅部が右中間三塁打で出塁し、相手暴投で先制し、さらに1死一、三塁から重盗を成功させて1点を追加。4回2死三塁からは1番・吉岡の右前適時打、5回2死三塁からは5番・大森の左前適時打、7回1死三塁からは6番・山口の中犠飛、8回1死一、三塁からは3番・石井のセーフティースクイズで加点した。投げては右横手投げのエース深沢が140キロ台の直球と切れのある変化球をコーナーに投げ込んで11三振を奪い、6安打完封した。

 試合後、持丸修一監督は、校歌を聞いたことを問われ「感動しました」と言い、着実に加点した試合展開に「走者を出したら、取り残さないようということを打ち合わせして、その通りにやってくれた。こんな効率のいいゲームができるとは。子どもたちがいろいろ考えてくれて、予想以上の動きをしてくれたので得点につながった」とナインを称えた。完封のエース深沢については「最高ですね。昨日から球が走っていた。継投も考えていたんですが、7回に1点を取って完投でいこうと思った。内角の球がよかった」と話した。

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